【造作譲渡】例えお店を「ただで売却」してもお得です。

前回のブログでは、

次回以降、

・造作譲渡することの最大のメリットは閉店(撤退)コストの回避にあり!
・造作譲渡の視点からみた解約予告済物件と未告知の物件の違い!
・理想的な解約書面提出のタイミングとは?
・解約書面を提出しなくてはいけない状況とは?


についてお話ししていきたいと考えています。

という終わり方をしていました。

ですので、今回は、「造作譲渡することの最大のメリットは閉店(撤退)コストの回避にあり!」
というテーマをお話ししていきたいと思います。

前回も触れましたが、事業用の物件で賃貸借契約を解約するためには、
・解約予告家賃
・原状回復費用

が発生するというお話をしました。(詳細は、前回のブログをご覧ください。)

契約面積20坪・家賃30万円のケースで、一般的な賃貸借契約に基づいて撤退コストを算出すると、
2,196,000円!かかるとお話ししましたが、そのコストを回避することが造作譲渡の最大の目的です。

①お店は高収益を上げているが、やむを得ない事情で泣く泣く手放さなくてはならない。
②お店が一等立地にあり、物件価値としてニーズがある。
③造作設備が非常に綺麗で、当分の間再投資の必要性がない。


このような①~③の店舗を売却されようとしているオーナー様であれば、その状況に応じて
高値で売却できる可能性があります。

しかしながら、愛着のある店舗であることは理解している上でお伝えすると、
①~③のどれにも該当されない店舗の譲渡は、ほぼ売却の値段はつきません。
(後継テナントがつかない)

いわゆる無償譲渡と呼ばれる手放し方となります。

こういう話をすると、売却予定の造作オーナー様は、不快感を露わにされます。
自分が愛情込めて育ててきたお店が、1円の値もつかないのか!!と思わるのは当たり前です。
私自身もその経験者ですから、思いっきり感情移入できます。

「売値はつかないのに、あなた達のような業者に頼むと手数料がかかるだろう?
それでは売るだけ損ではないか?何で0円で引渡して、手数料を払わなくてはならないんだ!」


ごもっともです。事情の分からない方がこのブログをみたら、誰もがその通りと思われるでしょう。

が!

造作譲渡は異なります。

何故なら、採算お伝えした通り、お店を閉めるにもお金がかかるからです。
次の後継者が見つからない限り、解約予告家賃と原状回復費用が発生するのです。
このコストを回避するためには、後継テナントを見つけてくるか、大家さんに勘弁して頂くかしかありません。
大家さんに勘弁して頂く方法は、ほぼ成功しません。。。。。

そうなると、後継テナントを探してくることになりますが、
素人の方が周りに声を掛けて見つけてくることも、ほぼ成功しません。。。。。

それで、我々のような業者が、全国の出店希望オーナー様との間を取り持つということになります。

つまり、売価が0円でも、先ほどの撤退コスト2,196,000円が回避できるのならば、それはイコール
その金額で売却できたことと等しい
のです。
そう考えると、我々が売価0円でも手数料を頂戴することは、なんとなくご納得頂けるのではないでしょうか?

後継テナントを探して、撤退費用を回避することが、造作譲渡における最大の目標なのです。
我々は出店希望者9万が集まるサイトを利用していますが、それでも後継テナントがつかないケースの方が
ダントツ多いです。

それが、造作譲渡の現実です。

次回は、

・造作譲渡の視点からみた解約予告済物件と未告知の物件の違い!

についてお話していきたいと思います。

よろしくお願い致します。

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