物件に寄せるそれぞれの想い(2) 

こんばんは。

以前、今自分が携わっている仕事こそ、
物件や内装デザインの旧オーナーと新オーナーとの架け橋
であるというお話をさせて頂きました。

基本的に、居住用の物件と決定的に違う所は、造作物が残っているという事です。

飲食店であれば、
冷蔵庫や冷凍庫、シンクや食器洗浄機、テーブルやイスなど。

スクールであれば、
黒板や白板、デスクやパソコンなど。

柱や壁などの、建築物を支えている部分だけではなく、
その中にある造作物も旧オーナーから新オーナーにバトンタッチされて、まだまだ現役生活を続けます。

その一つひとつに思い出が刻まれています。

・「美味しかったよ。ごちそうさま。」と言われて、嬉しかったお座敷の宴会
・お客様をお見送りする為に、何度も開け閉めした入口のドア
・サプライズで感動させた、あの時の個室
・お互いが一所懸命だから、ついつい言い争ったキッチン内
・ハウスルールを守れないメンバーを叱った非常階段
・お客様の理不尽な要求に悔しさが込み上げたバックヤード



造作物を大切にされてきたオーナー様は、必ずこうおっしゃいます。
「なるべくこのままのカタチで営業してもらいたいな。」と。

もちろん、次のオーナー様の好みに変更されることは多いですが、
そのような気持ちを汲んでくれる方と出会えると良いな、と我々も思いながら
お手伝いをしています。

今週土曜日には、内覧予約が入っています。
どのような出会いがあるか、とても楽しみにしています。


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